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食器の装飾はエコのための秘策!?

綺麗な食器は見ていて飽きないという人も多いでしょう。
実際、陶磁器には1つで数百万するような物もあり、日本で作成された物の中には世界的評価を博する美術品と評価されているものもあります。
当然、こうした美術品を日常の食事に使用するという人は、ほとんどいないと思います。
一方で、1つ数百円から数千円の一般的なものを食事の際に使用している人が大半だと思いますが、こうした物については使用後に洗浄して「再利用」するのが普通です。
しかし、江戸時代以前の日本だと状況が異なります。
当時は「かわらけ」という素焼きの食器を利用し、使った後は廃棄するのが一般的でした。
1回限りの利用だったので、当然装飾性など一切ありません。
廃棄することを前提に作成されているのですが、現代人の私たちには何とももったいない話に聞こえます。
こうした慣習が改善されてきたのは、陶磁器の作成技術が向上して大量生産が可能になり、装飾性が付与された物が広く流通するようになってからと考えられています。
さすがに装飾があって綺麗に作成された物を、1回使用しただけで即座に廃棄するようなことは無くなったのですが、裏を返せば、食器は装飾性を得ることで再使用を前提としたエコなものとしての性格を獲得したと言えるのではないでしょうか。

楽しい食器の組み合わせ

食器は好きになると次から次へと欲しくなって、際限なく増えてしまうのが困りものです。
ですから、一枚を幾通りにも使う工夫が必要になってきます。
そんなときに重宝するのが、重ね使いです。
一回り大きいお皿を下に重ねる二枚重ね、大きいお皿をプレートにして、小皿や鉢、カップを組ませるワンプレートディッシュなど、同じ器が単品で見たときとは違った表情に見えてくるから不思議です。
絵柄が強過ぎて料理を盛りにくいと敬遠していた大皿も、白いお皿の下に敷くと断然光って見えたり、平凡な白い食器も、奮発して買ったような和食器と組ませると上等に見えたり、眠っていた器が生き返るきっかけにもなります。
組み合わせは自由自在で、奇をてらわず、かといって無難になり過ぎず、というと難しいようですが、楽しみながらあれこれやってみるうちに、自分らしい組み合わせが見えてくるものです。
例えば、同じブルーの器でも少し違う系統の色を組み合わせて白いナプキンを添えると、さわやかな印象にまとまります。
大皿をトレーに見立ててコースターをはさめば、バラバラのグラスやコップでも落ち着きます。
洋と和の正反対のような器でも、やわらかな色調で合わせれば、そのトーンが共通項になって調和してきます。

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2016/6/9 更新

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